- 1 名前:なつあかねφ ★:2012/03/20(火) 19:52:39.80 ID:???
http://images.china.cn/attachement/jpg/site1004/20120320/001ec94a25c510d23d6f3a.jpg
朝鮮が衛星打ち上げを発表したことに最も激しく揺れ動いたのは、米国でも韓国でもなく、日本
だった。田中直紀防衛相は、地対空誘導弾パトリオットやイージス艦の配備について検討し、
自衛隊が朝鮮の衛星を迎撃できる準備を整えるよう野田佳彦首相に求めたことを明らかにした。
「新華網」が伝えた。
多くの人は、日本の強硬な態度に理解できないでいる。朝鮮の衛星打ち上げに日本が口を挟む
ことはできるだろうか。日本は、朝鮮が打ち上げた衛星が日本に飛んできた場合、国連安全保障
理事会決議に基づいて打ち落とす考えを示した。では、日本に飛んでこなければ、黙って見て
いるのだろうか。
1978年に策定された『日米防衛協力のための指針』は、極東で不測の事態が発生した際に日米
が協力することを定めている。ところが、日本政府は、「極東」に中国と朝鮮は含まないと表明。
1997年に改定された『日米防衛協力のための指針』では、「日本の周辺地域」を日米が共同防衛
する地域とし、国際情勢の発展や変化に伴い、アジア太平洋地域、さらにインド洋とペルシャ湾
地域も「日本の周辺地域」に含むとされた。日本は自国の領空内で有事が発生した際だけでなく、
周辺地域、さらにはアジア以外で発生した際にも口を挟んでいることがわかる。日本がこうする
のは、朝鮮の衛星打ち上げが日本の「勢力範囲」内のことだと思っているためで、自国領空を
通過するかどうかはあまり関係ない。
日本が衛星を迎撃する方針を示した背景には、「ジャパンドリーム」を実現したい考えがある。この
「ジャパンドリーム」とは主に以下の3つである。
1つ目は、「潜在的な軍事大国」から「顕在的な軍事大国」になること。正式な軍は存在しないが、
日本の自衛隊は世界でもっとも強力な軍隊の一つである。多くの国は、日本に「潜在的な軍事
大国」であり続ける気はなく、その状態を長く維持することもないと見ている。実際、2009年に日本
は朝鮮が打ち上げた「衛星」を打ち落とすと脅している。日本の衛星を打ち落とすという横暴な
方針は、「顕在的な軍事大国」になることを宣言するものだ。
2つ目は、地域の軍事強国から世界の軍事強国になること。日本がアジアの軍事強国であること
は争う余地のないことだが、軍事面の台頭を遂げた日本は地域の軍事強国という立場に満足
していない。『周辺事態法』を改正し、周辺地域の範囲を大幅に拡大したことがそれを裏付けて
いる。最も注意すべき点は、日本が「世界の軍事強国」になるために領土を追い求めていること
だ。釣魚島の実質的な統制だけでなく、沖ノ鳥島でのサンゴ養殖にも巨額を投じ、周辺の資源を
獲得するための条件を整えようとしている。そのうえ、領土争いによって韓国やロシアとの関係は
もつれている。
3つ目は、「敗戦国」から「正常な国」になることだ。日本は早くから「敗戦国」という束縛から解放され、
国際地位を高め、「正常な国」になりたいと考えている。2007年に日本の防衛庁は防衛省に昇格
した。また、自衛隊の多くの海外活動が正常任務になり、米軍がイラクやインド洋で行う軍事活動
に参加し、国際的な影響力を高めた。『平和憲法』が名ばかりのものとなっている今、常任理事国
入りは「ジャパンドリーム」を実現させる唯一かつ最大の妨げとなっている。
チャイナネット 2012/03/20
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2012-03/20/content_24940092.htm
日本が北朝鮮の衛星迎撃の準備 目的はジャパンドリーム…軍事強国になること
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