2014年05月15日
中国紙・環球時報は14日、「韓国の国連代表部、米国家安全局に監視されていたことが明らかに」と題した記事を掲載した。
14日付の韓国KBSワールドラジオによると、米中央情報局(CIA)の元職員、エドワード・
スノーデン氏から提供された情報をもとに米「プリズム」事件をスクープした英紙ガーディアンの
記者、グレン・グリーンウォルド氏が著書「暴露―スノーデンが私に託したファイル―(原題:
No Place to Hide)」の中で、米国家安全局(NSA)が韓国の国連代表部を監
視していたと明かした。
それによると、NSAはスパイ活動を行うため、様々な形で同盟国である韓国や欧州連合(EU)、
日本、フランスの国連代表部や大使館、領事館に接近していた。同紙は著書の中で、「NSAは
韓国を『B級同盟国』と位置付けていた。B級同盟国は米国と限定的な協力しかできなかった
ため、監視対象に入れることを決めた」と明かしている。
昨年6月、英紙ガーディアンと米紙ワシントン・ポストがスノーデン氏の情報をもとにNSAの
監視プログラム「プリズム」の存在をスクープした。その後、スノーデン氏は逃亡。最終的に
ロシア政府が同氏を受け入れ、現在はロシアに滞在している。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/photonews/382495/
【韓国】韓国、B級同盟国として米国家安全局に監視されていた
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