◆「表現の自由への挑戦」 グレンデール市が争う姿勢 慰安婦像訴訟
旧日本軍の従軍慰安婦問題を象徴する少女像が設置された米ロサンゼルス近郊
グレンデール市の日系人住民らが、市に像を撤去するよう求めた訴訟で、
市は11日、カリフォルニア州の連邦地裁に提出した書面で争う姿勢を明らかにした。
市は書面で、訴訟は「表現の自由への挑戦」だと主張。
市は必要な法的手順を経た上で像の設置を承認したと述べた。
原告側は訴状で、慰安婦像の碑文について
「市議会は碑文の文言を承認する投票をしていない」などと主張していた。
また原告側は、慰安婦像は連邦政府だけが持つ外交権限を侵害するもので、
合衆国憲法に違反するなどと訴えている。
市はこれに対し、像は「市民の表現行為」であり、外交権限とは無関係だとした。
像はグレンデール市議会が市有地の公園への設置計画を賛成多数で承認し、
韓国系米国人や在米韓国人の団体が建立した。
写真:米ロサンゼルス近郊グレンデール市にある従軍慰安婦問題を象徴する少女像
=3月
http://sankei.jp.msn.com/images/news/140412/amr14041213010006-p1.jpg
MSN産経ニュース 2014年4月12日13:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140412/amr14041213010006-n1.htm
【米国】慰安婦像を撤去するよう日系住人が求めた訴訟でグレンデール市が「市民の表現自由への挑戦」と主張。連邦地裁で争う構え
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