- 1 名前:蚯蚓φ ★:2014/01/31(金) 22:26:37.96 ID:???
「クジラのけんかでエビの背が割れる」とは韓国の人から滅多に聞けなかったことわざのひとつだ。
むしろ外国人から多く聞いた。韓国が他の国との関係を見る方式を彼らが説明する時だ。しかし私
が会った多くの韓国人は本当に自分の国をエビになぞらえる。これが果たして適切で正確な比喩
だろうか。
歴史的な観点から見れば韓国人のそうした認識は簡単に知ることができる。その視点で見れば
韓国は永遠に他の国に振り回される無力な犠牲者だ。しかし韓国の人たちは自分自身をとても過
小評価しているのではないかと思う。概ねそうした見方には韓国が「小さい」「弱い」「依然として開
発途上国だ」という表現がつきまとう。「開発途上国」は不便なほどしばしば聞く。
気になることがもうひとつある。韓国の友人が米国有数のMBAスクールから合格通知を受けて
した話が、「私が入った。私はただの韓国人なのに」だった。米国のエリート大学で外国人学生のう
ち韓国人がアンバランスなほど大きな割合を占めているのにだ。
韓国には概して否定的で自らを疑う話が蔓延している。ソウル特派員時代に出した結論では、こ
うした話の首唱者は政治家と財界指導者をはじめとするエリートだった。社会の指導層であるほど、
韓国が韓国のようでないことを望み、米国など外国のようであることを望むようにみえる。彼らにとっ
て韓国は「弱くて」「依然として開発途上国」であるためだ。
確実な証拠はないが、自己懐疑的なそうした話は変化に抵抗する手段として使われているので
はないかと思う。平等主義や仕事と生活のバランスに対する議論を防ぐためには韓国がまだ開発
途上国という認識ほど良いものがないためだ。それでこそ成長と進歩のためにだれもが犠牲を甘受
しないだろうか。
今日なぜこの話を取り上げたのだろうか。私は現在みなさんが体験している韓国の寒さと、酸性
雪(酸性雪が存在するのか知らないが、酸性雨があれば酸性雪もあるだろう)を避けマレーシアで
このコラムを書いている。ここで韓国に対し書いた私の本と関連し現地メディアのインタビューにも
応じた。ここにいる間、韓国が弱く、小さく、後進国だと考える人はだれもいなかった。私が韓国に
ついて言及するたびに現地の人たちはうらやましさと尊敬が混じった反応を見せた。メディア関係
者は1987年以降の韓国の政治的発展をうらやむ。富については韓国を西欧や日本と同じ範疇と
認識する。韓国人に対する別の反応といえば、「しかし韓国人は私たちを見下さないですか?」だ
った。マレーシア人の韓国に対する話は韓国人の自己認識とは正反対だ。
私の本はベストセラーではなく、私も有名人ではない。だが、東南アジア旅行中に韓国について
知りたがるマレーシア、インドネシア、タイのメディアからインタビューの要請を数えきれないほど受
けた。彼らは韓国の秘訣が何かと合わせ、いったいなぜ韓国は休息を取らずいまの成功を少しも
楽しんでいないように見えるのかと尋ねた。また、自分たちのテレビ番組表がなぜ韓国ドラマであ
ふれているのかも知りたいと話した。私の本の中国語版の表紙に「世界がキムチで喉がつまる」とい
う文句があることから見て中国でも韓国に対する認識は同じだと考える。
私の母は時々電話をかけてきて韓国について読んだりテレビを通じて聞いたりしたことを話して
くれる。そうした電話はさらに頻繁になっている。母は「最近毎日韓国のニュースを聞いている。お
前がいるべき所は韓国で合っているようだね」と話す。そのように考える人は母だけでない。K-P
OPをはじめとする韓流がロンドンやパリで大ヒットすることには懐疑的だが、韓国が世界のいたる
所に足を伸ばしているのは確実だ。
同僚の外国特派員が韓国をエビに例えるのをアップデートする必要があると話したことがある。
彼は韓国はこれ以上エビではなくイルカだと言った。中国や米国と同じクジラではないが、スマート
で、敏捷で、とても人気があるイルカだ。イルカは時に捕食者に気を付けなければならないが、食
物連鎖での全般的順位は羨望の対象だ。イルカが知っていようがいまいが。
ダニエル・チューダー前エコノミスト誌ソウル特派員
ソース:中央日報日本語版<【コラム】韓国はエビでなくイルカだ>
http://japanese.joins.com/article/245/181245.html?servcode=100§code=120
引用元:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1391174797
【韓国】 韓国はエビでなくイルカだ~スマートで、敏捷で、とても人気がある/中央日報コラム
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