- 1 名前:ダース・シコリアン卿 ★@\(^o^)/:2016/10/22(土) 19:56:27.58 ID:CAP_USER.net
韓国の政界を中心に、リデノミネーション(通貨単位の変更、リデノミ)に対する議論が再び持ち上がっている。リデノミの必要性については筆者も同意する。現在の通貨単位は1962年に定められたものだ。
この間に消費者物価は約53倍になった。当時は1000ウォンで買えていたものが、今は5万ウォン(約4600円)出しても買えないのだ。
そのせいで、私たちの日常生活で計算単位が大きくなりすぎ、複雑になることがたびたびある。米国の大卒者の初年収が5万ドル(約510万円)だとすれば、韓国は2500万ウォン(約230万円)だ。
米国のそこそこの住宅が50万ドル(約5100万円)なら、韓国は5億ウォン(約4600万円)だ。5億ウォンを500,000,000と書いてみれば、韓国の計算単位がいかに大きいかよく分かる。
また、2015年における韓国の国富(国民純資産)は1京2359兆ウォン(約1150兆円)で、金融資産総額は1京4599兆ウォン(約1360兆円)だ。「兆」単位にとどまらず「京」単位を使っている状況だ。
結果的に、為替の面でも数字が複雑になっている。最近のウォンの対ドル相場は1ドル=1100ウォン(約102円)ほどだ。イタリアの対ドル相場は2002年末基準で1ドル=1850リラだったが、その後、ユーロに統合されたため、今では経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち1ドルが1000単位を超える国は韓国しかない。
世界10位程度の経済力を持つ韓国としては、為替の面で通貨単位が高すぎると言わざるを得ない。
ならば、どんな方法でリデノミを進めるべきか。一部では1000分の1にすべきとの主張があるが、100分の1にするのが適切だ。
100分の1にすれば、現在の通貨単位である「ウォン」を「チョン」に下げてそのまま使用することができる。米国のドルとセントのようにすればいいのだ。これは国民の使用の不便を減らす方法でもある。
そして日本との協調も必要だ。韓国経済は米国、中国、そして日本と緊密に関わっている。この先、これらの国との経済関係がさらに密接になり、経済統合や通貨統合をめぐる議論が始まることも考えられる。今、リデノミを進めるならこうした状況を考慮せねばならない。
仮に日本と一緒に100分の1に切り下げた場合「米国1ドル:日本1円:中国6人民元:韓国11ウォン」となる。その上で、韓国は将来的に「1ドル:1円:1ウォン」になるよう韓国経済を成長させ、政治・社会を十分に発展させねばならない。
もし日本と連携せず、韓国だけが1000分の1に切り下げれば「1ドル:100円:6人民元:1ウォン」となる。どこかおかしくないだろうか。
実際のところ、今はリデノミを議論する適切な時期ではない。国際経済など、さまざまな面で不都合が出る。一方で、グローバル化が進み、全世界が一つになりつつあるのが現状だ。
どこかの国がうまくいかなくなれば全世界がしわ寄せを受け、それを正常化するには一緒に「治療」を受ける必要がある。広範囲な政策協力が必要な理由はまさにそこにある。
どこかの未来学者は、将来的な「世界政府」の誕生を予告していなかったか。こうしたなか、主要政策を賢く進めていく眼識が切実に求められている。幅広い視野を持ち、ずっと先を見据える未来志向的な姿勢がいつにも増して必要なときだ。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 イ・ヨンタク世界未来フォーラム理事長
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/22/2016102200388.html
引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1477133787
【韓国】ウォンのリデノミネーション、日本との協調も重要だ 韓国経済は将来的に「1ドル:1円:1ウォン」に
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