2014年4月21日、中国の著名ブロガー・七犀鳥氏は「セウォル号沈没で明らかになった韓国の恐るべきソフトパワー」
と題した記事を中国のブログサイト・新浪博客に掲載した。以下はその内容。

 自分を顧みて反省し、自ら責任を負おうとする民族は恐るべき存在だ。このような民族は反省するたびに進歩する。
自ら責任を負おうとすれば、同様の事件の発生を抑え、悪化を防ぐことができる。

 セウォル号の沈没は21世紀の韓国版「タイタニック」であり、全人類にとっての悲劇にほかならない。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、今回の事故で責任のあるすべての人間に対し、「地位の上下を問わず、
法に基づきその責任を追及する」と語った。

 中国では四川大地震の際に、児童を残して自分1人だけ逃げた男性教師が有名になった。韓国で彼のような教師がいたら、
国民からひどい仕打ちを受けるに違いない。韓国の地位の上下を問わず厳しく責任を追及するやり方は、
一種の恐るべきソフトパワーの現れだ。過ちを犯した者にすぐにその代償を払わせ、韓国社会がさらに大きな対価を
払うことを回避している。このような恐ろしい民族は、中国のように水や土地、食品の汚染危機が起きても、
世論の強い圧力で是正されることだろう。

 職務責任を放棄して逃げた船長とは対照的に、救助された高校教頭は自ら命を絶った。彼の遺書には
「多くの生徒が行方不明になっており、私1人で生きていく自信はない。今回の修学旅行を計画した私にすべての責任がある」
と書かれていた。彼は最も悲劇的な方法で自らの責任を果たしたのだ。

 一方、中国はどうだろう。文化の面ではパクリが横行し、無責任で厚顔無恥な盗作作品が市場にあふれている。
蘭州(陝西省)で数百万人の市民が飲む水道水がベンゼンで汚染されていても、誰も責任を負わない。
中国の空がスモッグで覆い尽くされても、公の場で謝罪する人間は現れない。自らの責任を追及し、
恥を知る韓国民族だからこそ、彼らの文化が「韓流」として商業的に成功を収めた。
「漢流」ではなく「韓流」が広まった理由がここにある。(翻訳・編集/本郷)

RecordChina 2014年4月24日 2時25分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86860&type=


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