「海軍が休んでるダイバーに真水かけて放送演出」インターネットひっくりかえる

クッキーニュース原文記事転送2014-04-25 01:20

海軍がセウォル号惨事失踪者の捜索に出たダイバーに「放送用操作場面」を演出するように指示したという
報道が出てきてインターネットがひっくり返った。

韓国経済は24日、海軍が普段着で休んでいたダイバーに潜水服を着せて水をかけ、あたかもたった今
水から出たかのように整えて放送撮影に送りだしたと報道した。

報道によれば海軍は去る22日、セウォル号沈没現場に出動した清海鎮(チョンヘジン)艦のデッキで
記者たちを相手に救助活動の姿を公開した。当時、海難救助隊(SSU)ダイバーであるA商社はぐっしょり
ぬれた潜水服姿で放送会社カメラ前に立ち、失踪者捜索状況を説明した。

あたかも水からすぐに抜け出してきたかのような姿だったがA商社はこの日捜索を終えて服を着替えた
状態で休息を取っていた。海軍は休んでいたA商社にドライスーツ(防水潜水服)を着せて、水まで
かけて緊迫した現場を演出した。

新聞は「TVでこのインタビュー場面を見た視聴者たちはA商社が捜索作業を終えてちょうど船上に上がったと
理解すること」としながら「しかし彼の髪の毛からぽたぽた落ちる水滴は実は海水でなく真水だった」と指摘した。

新聞は引き続きA商社が海の中の状況と関連して「今日は視界が50~60㎝で以前よりよく見える」と話すと
すぐに海軍関係者は「そんなことを言ったら視界が良かったということになるから30~40センチとしとこう」
と話したと伝えた。 汎政府事故対策本部側はこれに対して現場の困難さを伝えようとして無理したようだと
解明した。

インターネットでは「これは何のいたずらか」「大韓民国の現住所を見るようだ、とんでもなくていっそ泣きたい」
という非難文が殺到した。

http://news.nate.com/view/20140425n00596?mid=n1006


週刊ニューズウィーク日本版 2014年 4/29・5/6合併号 [雑誌]
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